断熱効果やプライバシー保護、ドレスアップなど様々な効果を期待できるカーフィルムですが、貼る前にはいくつか注意しなければならないポイントがあります。
貼り方にも、重ね貼りや一枚貼りなどの種類がありますので、それぞれの特徴を把握してから選ぶことが大切です。
今回は、カーフィルムを貼る前に注意したい点や、透明断熱フィルムの断熱効果、一枚貼りの特徴など、カーフィルム施工で知っておきたいポイントをまとめました。
カーフィルムを貼る前にチェックしたい注意点

愛車にカーフィルムを貼る前に、気を付けておきたいポイントを3つご紹介します。
1.透過率の低いフィルムに注意
透過率とは、ガラスに入った光がどのくらい通り抜けるかを示す指標のことです。
日本では、法律によってドライバーが交通状況を確認するために必要な視野の範囲、すなわちフロントガラスと、運転席・助手席のサイドガラスの透過率は70%以上であることが定められています。(※注1)
そのため、車検非対応のスモークガラスの貼り付けをカー用品店や業者に依頼しても、対応してもらえない場合が多いので要注意です。
特にディーラーや大手カー用品店は、透過率が70%以上のものでも、製品によっては対応を断られることあるようです。
なお、リアガラスや後部座席のサイドガラスに規定はありませんので、透過率の低いスモークガラスを貼っても車検をパスすることができます。
2.格安フィルムに要注意
カーフィルムの価格はピンからキリまでいろいろありますが、あまり格安の製品を選ぶと、1年もたずに気泡が入ったり、色あせが目立ってきたりする可能性があります。
再び貼り直すとなると時間と手間、費用がかかりますので、カーフィルムは信頼できるメーカーの高品質なものを選びましょう。
3.持込料に注意
カーフィルムはネット通販などで購入することも可能ですが、カー用品店や専門業者に持ち込みで貼り付けを依頼すると、工賃とは別に持込料を請求される場合があります。
ネット通販を利用してカーフィルムそのもののコストを安く抑えても、持込料でかえって高くついた…ということもありますので、業者を利用するなら、その店でカーフィルムを購入した方がよいでしょう。
カーフィルムは透明断熱フィルムでも効果はある?
断熱フィルムというと黒色のイメージがありますが、実は透明の断熱フィルムも販売されています。
透過率が高いので、赤外線や紫外線を十分カットできないのでは?と思われがちですが、透明断熱フィルムが通すのは可視光線であり、紫外線や赤外線はしっかりカットすることができます。
前節でも説明したとおり、フロントガラスと前部座席のサイドガラスは透過率の低いスモークガラスを貼ることができませんが、透明断熱フィルムなら問題なく車検をパスできます。
フロント3面は透明断熱フィルム、リア3面はスモークフィルムにするなど、好みやニーズに合わせて2つのカーフィルムを使い分けてみてもよいでしょう。
N・Iコーポレーションでは、お客様のニーズに合わせて様々なタイプのカーフィルムをご用意しています。愛車をイメージ通りに仕上げたいとお考えの方は、ぜひN・Iコーポレーションにご相談ください。
カーフィルムはリアガラスの一枚貼りは可能?

かつてカーフィルム施工は、カーフィルムを3枚~5枚程度に分割し、重ねて貼り付ける「重ね貼り」が主流でした。
ところが現在は、ガラス一枚に対してカーフィルム一枚を貼り付ける「一枚貼り」が人気を集めています。重ね貼りに比べてフィルムのつなぎ目がなく、美しい仕上がりになるところが大きな魅力です。
ただ、面積の大きいカーフィルムをきれいに貼り付けるのは非常に難しく、不慣れな人が作業をすると途中でフィルムが折れたり、内部にゴミが入ってしまったりする可能性大です。
型取りについても、ヒートガンを使ってガラスと同じ形に整える必要がありますが、加熱しすぎるとフィルムが溶けてしまうので、加減の難しい作業になります。
一度失敗するとカーフィルムを買い直さなければならないので、DIYでもコストがかさんでしまうおそれがあります。もちろん、手間と時間もかかりますので、一枚貼りを希望するならプロの業者に依頼するのがおすすめです。
カーフィルムの遮熱と断熱の違い
遮熱フィルムと断熱フィルムは、どちらも暑さ対策に用いられるカーフィルムですが、実は熱に対する効果がそれぞれ異なります。
遮熱フィルムは、車内に入る日射熱の量を低減することを目的とした製品で、「遮蔽係数」と呼ばれる数値によって遮熱能力が表されます。
遮蔽係数は1.0を基準として、それより数値が小さくなるほど日射熱を遮る力が高いことを意味しています。
一方の断熱フィルムは、車内から車外、あるいは車外から車内への熱の伝わりを断つことを目的とした製品です。暑い外気の熱をシャットアウトしつつ、エアコンで冷やされた車内の空気が外に逃げるのを防いでくれます。
断熱フィルムの能力は熱貫流率と呼ばれる指標で表し、基準となる6.0より数値が低いほど断熱効果が高いことを示しています。
遮蔽係数および熱貫流率は製品によって異なりますので、断熱・遮熱フィルムを選ぶ際はこれらの指標もチェックしましょう。
カーフィルムをきれいに仕上げるならプロの業者に任せよう
カーフィルムを貼る前には、フィルムの透過率や、フィルムそのものの質に注意しながら製品を選ぶ必要があります。
自分でフィルムを購入して店舗に持ち込むことも可能ですが、別途持込料が発生する場合もありますので、施工を依頼する店舗で購入した方がよいでしょう。
N・Iコーポレーションでは、お客様の多様なニーズに対応できるよう、様々なカーフィルム施工に対応しています。お見積りから施工まで、一貫して自社で請け負いますので、高品質なフィルムでもリーズナブルな価格で施工可能です。
ご相談やお見積りは無料ですので、大阪でカーフィルム施工をお考えの方は、ぜひN・Iコーポレーションにお問い合わせください。
大阪でカーフィルム施工をお考えならぜひN・Iコーポレーションへお問い合わせください!
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